日本のゴルフ人口は減少している

日本のゴルフ人口は減少している

ある調査では、日本国内でゴルフをしている方の人口は過去15年間で約4割も減少しているそうです。

そう言えば、街中でゴルフバックを抱えた方を見かけることは少なくなった気がします。

昔よく見かけた、バス停や駅のホームでビジネスマンが手にした傘や新聞を丸めたものなどでスイングの練習をする光景も滅多に目にしなくなりました。

もちろん、私の知り合いの方たちの中には、変わらず毎週のようにゴルフを楽しんでおられる方もいらっしゃいます。

しかし、以前よく話に聞いた、あちこちの仲間と集まっては大会を開いて成績を競い合うというような楽しみ方ではなく、ご夫婦で、あるいはいつものお仲間と旅行がてらに地方のコースを回ってこられるといった楽しみ方に変わってきているようです。

ゴルフ人口の減少の大きな要因の一つに、若年層のゴルフ離れがあるようです。

プロのトーナメント選手に、若くて実力のある人がどんどん出てきているように感じるのと、一般のゴルフをレジャーとして楽しむ人の増減とは違う次元の問題のようです。

ゴルフブームのその後で

1970~80年代好景気に日本中が浮き足立っていたような時代、ゴルフは急激にそのシェアーを拡大していったスポーツでした。

イギリスの貴族が楽しむためのような印象のゴルフというスポーツを、日本人ビジネスマンはみんな嗜みとして、そして接待の道具としてこぞって行うようになりました。

都内近郊にはたくさんのゴルフ場が建設され、それが自然破壊につながると大きな問題にもなっていました。

ゴルフレッスンを受講

見境なく山林を切り開き、除草剤を散布して水源を汚染するなど、その爪痕は今も多く存在しています。

とにかくゴルフ場を作りさえすれば週末ごとに人が詰めかけて来ていたのですから、ゴルフ場開発は先を争うように行われ、土地をめぐるバブル経済の象徴的な存在ともなっていました。

厳しい言い方をすれば、今ゴルフ人口の減少により経営が困難な状態に陥っているゴルフ場や練習場の多くは、そんな狂乱の時代の風潮に乗っかって、長期的な展望もなしにその業種に参入した企業や個人がほとんどなのではないでしょうか。